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レーシックQ&A・・・適応-角膜が薄い場合

Q、

現在シンガポールに住んでいます。レーシックを受けようと思い、AとBの2箇所の病院で適応検査を受けました。A病院ではレーシック可、B病院では角膜が薄いためレーシックは不可、エピレーシックなら可とのことでした。

私の検査結果は以下のとおりです。

R:矯正度数−4.25 乱視度数−0.75
角膜厚506 瞳孔径3.9

L:矯正度数−3.75 乱視度数−0.50
角膜厚514 瞳孔径4.1

Aの病院では、フラップを110ミクロンの厚みで作るといわれています。インターネット上のいろいろな情報を見ますと、たいていフラップの厚さは150〜160ミクロンで作ると書いてあり、110ミクロンのフラップを作ることが可能なのか、仮にできたとして、元に戻したときに薄すぎてしわが寄ったりしないものかと心配です。

また術後の視力は1.0を目指すとの事です。

今現在は眼鏡使用で1.2まで見えます。術後に眼鏡のときと比べてみにくさは感じないでしょうか。

海外での手術ということで、日本とはいろいろな面で判断の違いがあるのではないかと心配です。

(39歳 女性)

A、

術式に関しては、医院の考え方によって違うことはあります。角膜が若干薄いようですから、B医院は安全を考え、サーフェイスアブレーション(エピレーシック)を選択されたのでしょう。 フラップ厚みは使用するマイクロケラトーム、またブレードホルダーによって変わります。ちなみに当院で使用しているマイクロケラトームでは130と160のセッティングができ、通常130用を使用し、実際は110ミクロンくらいでできます。しわがよることはありません。

視力も年齢を考慮し、若干の低矯正としたのでしょう。当然、完全矯正の眼鏡より遠くは見にくくなると思います。このあたりは充分話し合われるとよいと思います。

以上ですが、不安を残したまま手術をされることはお勧めできませんね。


Q、 検査を受けたところ、矯正度数が-5.0、乱視が-1.75、角膜の厚さが489ミクロンでした。

エピレーシックとイントラレーシックを勧められました。エピレーシックのほうが再手術もできて良いそうですが、半年から1年もかかること、合併症等が気になります。

イントラレーシックだと再手術はできないそうですが、イントラレーシックでの手術を考えています。私のように角膜が薄い場合、イントラレーシックよりもエピレーシックのほうが良いのでしょうか?

手術後角膜が薄くなった場合、眼の病気にかかりやすくなることはないのでしょうか?また、白内障や緑内障などの眼の病気になったときに、問題なく手術可能なのでしょうか?

(28歳 女性)

A、 たしかに微妙な角膜の厚みですね。私は角膜形状も含めて判断しますが、安全性から考えれば、エピレーシックなどサーフェイスアブレーションがよいように思います。イントラで薄いフラップを作っても、やはり50マイクロンほど深くはなりますので。あまり角膜を薄くすると「円錐角膜」という病気になることもあります。白内障や緑内障など際は、問題なく手術可能です。

以上です。

最近、イントラに関することとともに基本的なご質問をよく受けます。イントラをしている施設ではあまりしっかり説明をされていないのでしょうか?


Q、

6月初めに某クリニックで適応検査を受けたところ、角膜が薄く再検査となりました。

視力  (右)0.1  (左)0.1
乱視C  (右)-1.25D(左)-1.00D
角膜厚 (右)487μm(左)485μm

ハードコンタクト 17年使用
コンタクト使用によって角膜に影響があるかも知れない為、コンタクト未使用で1ヶ月後再検査となりました。
専門的に分からないので再検査に行くか迷っています。
コンタクトを使用しない事で角膜厚は厚くなるのでしょうか?
レーシック以外に方法はあるのでしょうか?

   
A、

1)コンタクトを使用しない事で角膜厚は厚くなるのでしょうか?
一般的にコンタクトを使用していると浮腫といって角膜が若干厚くなっていることが多いですから、使用中止で逆に薄くなる傾向にあります。

(2)レーシック以外に方法はあるのでしょうか?
角膜の薄い方は、サーフェイスアブレーションといって、PRK、LASEK、epi-LASIKが安全ではないかと思います。ただし、角膜形状に問題がない場合が適応です。


Q、

先日他のクリニックで適応検査を受けましたが、角膜が薄く近視も強いため適応外でラセックをすすめていただきました。
角膜は480ぐらい、視力は0.04と0.05です。
ラセックは術後が大変そうなので今悩んでいます。私の目の状態でレーシックを受けた場合どの程度の視力になりますか?
又はあまり視力をあげられないという状況ではレーシックを受けることはできないのでしょうか?

(34歳 女性)

   
A、

残念ながら、これだけの情報ではなんともお答えのしようがございません。角膜はたしかに標準より薄いですが、大切な屈折度数(近視、乱視の強さ)が分かりません。視力からでは、これが分らないからです。また、角膜の形など総合的に判断して、適応を決めております。 しかし、角膜が薄い方はラセックが望ましいと私は思います。


Q、

2つのクリニックで可能と言われイントラレーシックを受けたいのですが、
角膜が薄く躊躇中。フェイキックIOLという選択肢も考えるべきでしょうか?
角膜厚/右475 左483
残存角膜ベッド厚/右331 左335(○○モードの場合)
近視/右-3.75 左-4.25
乱視/右-1.0 左-0.75
瞳孔/7.25mm

(41歳 女性)

   
A、

はじめまして。 
角膜形状がどうであるかが最も大切です。
角膜の厚みだけを考えると、PRKやLASEK、エピレーシックなどの方法の方がよいかもしれません。
フェイキックIOLも近視は軽いですが、当然、よい選択肢かと思います。

ご注意

このQ&Aは中村の個人的見解も多分に含まれており、又、御覧頂く方によりましては適切でない場合もありますので、鵜呑みにせず、あくまでも参考としてご活用いただくようお願いいたします。

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